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ISMS認証(ISO27001)の2022年改訂版開始

ISO/IEC27001が2022年中にバージョンアップ予定である旨は以前お伝えしましたが、新規取得に臨まれるお客様に改訂版(以下「2022年版」)での支援を提供し始めました。

なぜ規格発行前に支援可能なのか?

2022年改訂版はまだ発行されていませんが、原案レベルでは主に附属書Aの改訂とされています。したがって、附属書Aのガイドラインの位置づけであるISO/IEC27002を参照することで、ある程度(ほぼ全て?)2022年改訂版の対応が可能と想定しております。

ISO/IEC27002は、2022年2月に発行済みであり、対訳版も5月に発行されたため、より円滑に支援を提供することができるようになりました。

注意点

とは言え、正式版が発行されていない以上、最終的に文書類の調整が必要となる可能性があることにご了承いただいたうえで支援を提供させていただいております。ただ、既に27002の新版が発行されている以上、ここからの大きな規格内容の変更は想像しにくいと考えております。

前倒しで取り組むことのメリット

少しでも早くお取組みになりたいのであれば、あえて現行版(以下「2013年改訂版」)を適用してから2022年改訂版に移行するよりも、最初から2022年改訂版を適用したほうが負担は減ります。

ちなみに、2022年改訂版の附属書Aは、2013年改訂版のそれを統廃合して、時代の流れに合わせた新たな管理策を追加したものなので、一言で言えば(重複の解消だけでなく現在の環境に沿ったものという意味でも)スマートになっています。

結局いつ頃認証を取得することができる?

今から着手した場合、極端に適用範囲が広くなければ、おそらく年内にはある程度ISMS構築の目処が立つと思われます。その頃には2022年改訂版が発行されている可能性が高いので、来春から来夏には受審できるのではないでしょうか。

なお、審査機関によって2022年改訂版での審査開始時期が異なると思われますので、ご注意ください。(【2023/8/17追記】多くの審査機関で再認証審査の受審が可能です。移行期限は2025年10月31日までです。)

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