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インシデント管理の基礎中の基礎

この内容は、インシデント管理をしていく方であれば、必ず知っておいていただいたい内容です。そもそもインシデント管理とは? そもそも管理とは? インシデント管理で何をしたら良いのか?をまとめました。

そもそもインシデントとは

インシデントという用語は、医療・セキュリティ等分野によって使われた方に差があります。ただ、総じて望ましくない事象や望ましくない事象に繋がり得る事象を指しているという点は共通しています。基礎的な理解を進めるうえでは、アクシデントと同じ意味と捉えても支障はありません。

管理とは

管理とは、発見されたインシデントに対処することを意味します。したがいまして、いかに素早くインシデントを発見し、必要な範囲で素早く共有することが大切です。

インシデント管理では何をすればよいのか

まずは、インシデントそのものの定義づけをすることが必要です。また、その定義を組織内に周知することも必要です。いかにルールや手順を設けても、定義づけと周知がされていないと「目の前にあるインシデントに気付かない⇒いつまで経っても報告されず事が大きくなってから発覚する」というオチが待っています。また、インシデントを定義し周知していないと、実際に事故が発生した際に処罰することができないケースも有り得ます。

次に、インシデントに気付いた際に、結果に対処するだけでなく、根本的な原因を解消することが重要です。多くの組織は、事故が起こった際に原因解消に取り組まれていると思われますが、実は本当の原因を特定できていないために同じことを繰り返すというケースを拝見してきました。「なぜなぜ分析」をする際に複数回「なぜ」をくりかえすのはこのためです。表面的な分析に留めず、本当の原因を特定するための分析を心がけましょう。

インシデント管理でお悩みなら、帝国データバンクネットコミュニケーションに、お気軽にご相談ください。

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