規格要求事項の関連性を把握しよう!規格要求事項の解釈や文書化有無がわかる
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規格要求事項の関連性を把握しよう!規格要求事項の解釈や文書化有無がわかる
曖昧な表現が多い規格要求事項の解釈をすすめる方法
規格要求事項は、多くの組織が適用することができるよう曖昧な表現が多いため、解釈に悩まれているかもしれません。その際、要求事項同士の繋がりを意識すると解釈が進むことがあります。
例えば、6.1でリスクや機会を決定する際に、「4.1の課題や4.2の要求を考慮して・・・」とあるので、4.1の課題や4.2の要求はリスクや機会に繋がるような要素が含まれているのではないかと想像することができます。
また例えば、リスクは脅威が脆弱性につけいることで顕在化すると言われています。したがいまして、課題や要求には脅威や脆弱性に近しい内容が含まれるのではないかと想像することができます。
文書化が明記されていない場面での判断方法
要求事項の中には、文書化するかどうか迷うようなものがあります。文書化が明記されている要求は分かりやすいのですが、そうでない要求も要求事項の関連性を把握することで判断が容易になることがあります。
例えば、マネジメントレビューのインプットの中に4.1の課題の変化が含まれていますが、4.1では文書化を要求していません。ただ、変化をトップマネジメントに報告するのであれば、変化を把握する必要があるので、文書化しておくべきと考えられます。
このように、関連性を把握していることが判断や解釈の一助になることがあります。
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